非実在青少年規制は継続審議 ― 2010/03/19 20:53
今日決まってしまうのかなとも思ったのですが、東京都の非実在青少年規制、継続審議になりました。
とりあえずは、ほっ。です。
東京で決まってしまうということは、東京という一自治体の問題ではすまない話となります。
少なくとも論議する時間ができたということは良かったです。
ただ、廃案ではなく継続審議ということは、忘れてはなりません。
今日の都議会/委員会の流れは以下のURLで知ることができます。
http://twilog.org/mishiki
まとめ人は中川 譲さん (http://ofo.jp/blog.phtml)
以下は引用です
とりあえずは、ほっ。です。
東京で決まってしまうということは、東京という一自治体の問題ではすまない話となります。
少なくとも論議する時間ができたということは良かったです。
ただ、廃案ではなく継続審議ということは、忘れてはなりません。
今日の都議会/委員会の流れは以下のURLで知ることができます。
http://twilog.org/mishiki
まとめ人は中川 譲さん (http://ofo.jp/blog.phtml)
以下は引用です
- 年配層が、「氾濫するアニメやマンガの性表現のせいで若者は結婚したがらないのだ」とか「性表現が近代国家の最小ユニットたる核家族を破壊し社会に害悪を流しているのだ」などというようなことを考えていたとしても、俺は全く不思議には思いません。 posted at 01:12:25
- フーコーが『知への意志』で洞察した通り、性表現を減らしたいのなら、リアルでの性行為を増やすよう国民を誘導してしまうしかありません(まあ全員断種するという手もあるが)。かといってそれはそれで、やはり一夫一婦制や父・母・子という核家族の概念を破壊してしまうでしょう。 posted at 01:14:57
- @cypheristON2F いや俺が言ってるのはそういうことですよ。核家族に始まる近代的価値観の崩壊の責任を何かに押し付けたいという意識の現れでしょうて。 posted at 03:06:37
- @ryokikuzaki そんな……大友克洋が脚本に目を向けていただなんて……信じられない。 posted at 09:00:21
- さあ、東京都議会総務委員会が始まりました。予定より30分遅れです。傍聴席は倍の40に増やされています。条例改正案の行方は、今日この場で決まります。 posted at 13:33:55
- 現在は、来年度予算についての意見開陳が続いています。 posted at 13:36:25
- む、平成22年度予算にヒキコモリ対策予算が盛り込まれているじゃないかw posted at 13:37:31
- 共産党が来年度予算についての意見開陳をせず、青少年保護育成条例への意見を述べ始めたため周囲が制止、共産党は来年度予算についての意見開陳準備のために急遽退席し、臨時理事会に移行。総務委員会は臨時休憩中です。ものすごいハプニングだ。 posted at 14:06:09
- なにこれ?どういう状態? posted at 14:06:17
- 東京都議会総務委員会、再開しました。共産党の来年度予算の意見開陳は飛ばされましたw どうなる共産党。 posted at 14:15:18
- 共産党理事、議事を遅らせたことを総務委員長に怒られた後、無事来年度予算の意見開陳を開始。この各政党の意見開陳後に、条例改正案の決議が行われます。 posted at 14:22:38
- さあ、ついに始まりました。決議の前に意見陳述があります。 posted at 14:28:11
- 民主党山口:健全育成の意義には賛成するが、議論が足りてない。都民の誤解を払拭するべき。本改正案は継続審議とすべき。 posted at 14:28:57
- 自民党吉原:この条例は早急に実施すべきであるが、誤解に基づく批判がある。施行までの時限が切られているのに継続審議にするのは理解できないが、ただし現状を考えれば継続審議もやむを得ない。 posted at 14:30:29
- 公明党大松:表現の自由などへの不安は分かるが、東京都が説明しているから充分と考える。しかし、議会で過半数の賛成は得られないことが明らかなため、一日も早い成立のため審議を継続するべきである。 posted at 14:32:02
- 共産党古館:表現の自由や規制についての根拠のなさ、都民の協力が得られない点などから、本改正案については反対する。 posted at 14:33:13
- ネット:性的表現には目を覆いたくなる部分もある。しかし、本改正案では規制が一人歩きする危険もある。慎重に進めるべきである。 posted at 14:36:22
- 委員長決議が行われました。青少年保護育成条例の改正案は、継続審査が決定しました。 posted at 14:36:51
- 先の「ネット」というのは、生活者ネットです。お名前を聞き損ねました。 posted at 14:37:31
- 出席の委員全員が、異議なしで継続審査の決定です。 posted at 14:38:44
- マスメディアと傍聴人が、バラバラと外に出て各所へ連絡を始めています。 posted at 14:39:43
- 閉会です! posted at 14:40:25
- 委員会総括。多分字面では伝わらないと思いますが、自民党と公明党は大変悔しそうにしていました。共産党は、先走ってドジを踏んでしまいましたが、一番良い意見陳述をしていたと思います。 posted at 15:51:33
- さて。正直なところ、実は私は2月くらいまでこの条例の改正案についてはほぼ諦めていました。みなさまが賛成する気満点だったもので。3月のこのネット上での盛り上がりと大どんでん返しは、歴史として記述する価値のあるレベルのものだったと思います。まあ、全然勝ってないんだけどね。 posted at 15:57:26
- 継続審議で少なくとも条例の文面は変わると思いますが、どこまでどう変わっていくのか、今後も要注目です。後、東京以外の自治体がどう動くかも気になります。 posted at 16:21:35
- 前にもブログで書きましたが、(1)表現物は人間の行動に影響があります、(2)ただそれが良い影響か否かを判断するのが大変難しい、(3)なので、「悪影響がある」と言うことには極めて慎重であるべきっていうか無理、というのが私の考え方です。 posted at 18:05:31
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