あと三日で中九日 ― 2008/12/24 15:44
今日は2008年のメリクリ聖夜の前夜祭。
仕事的には普通に閑なのだけどね。
考えるまでもなく、生まれる時は神教でお宮参りをして、お正月には神社に初もうで。
御稚児行列にはありがたいハスの花の形の札を撒き、お葬式はお寺で戒名をもらい、結婚式は気分に合わせてキリスト教だったり、神前であったり、仏前だったり。
日本人は都合のよいところに都合のよい神様を当てはめれば、八百万の神様は皆幸せで、私たちも幸せよ。的な日本人なわけで、それはなかなか宗教が精神的支えになっている諸外国の方々にはわからないであろうな、などと思っている。
かくいう私も、何を信じますか?と聞かれれば、ナルシストではないけれど、自分を信じているし、友を信じていると答える。
その中には決して神はと政治家と国は含まれていないと思う。
特に政治家と国は踏み絵が有ったら割れるぐらい踏みつけてやりたい。
じゃあ、家族は?と聞かれると、それが非常に微妙なわけで、信じていないわけではないが、世間の次に冷たいと思っている。
最近仕事が楽になり・・・不況のせいではなく、配置転換のせいで仕事が全然回ってこないことが原因としてあるのだかれど、家に早く帰ることが多くなっている。・・・遅くなるのはもっぱらボランティア活動をしているためであり、これは社会の一員として当然のことと思っている。・・・そこで起きるのが、昨年までは考えられなかったことであるが、家族と一緒に食事をするということ。
これがほぼ日常になり、波平さんかマスオさん状態である。
といっても、玄関までサザエさんやフネさんが玄関まで迎えに来てくれるわけでもなく、カミさんはスキルと資格をつけるのだといって夜学に通っているために、”ただいま・・・”と帰ると、”・・・”とした無言がかえるのみなのだ。
後から帰ってきた子供に”お帰り”と声をかけても”・・・”。
下のチビにまで”お父さん帰ってきていたの・・・”の涙。
早く帰ってみると、自分の居場所がなくなっているのだ。
なんなのだと思う。かなり疲れる。
死に物狂いで深夜まで働いていたのはなんなのであったのだろうか?と疑問さえわく。
こういう理由から”家族を信じていないわけではないが、世間の次に冷たいと思っている。”ということになる。
僕の背中は世の中の働くお父さんの悲哀が十分たまっているのだ。
さて、
今日は西洋で最も信じられている神様が聖徳太子のように厩でお生まれになった日・・・聖夜・・・の前夜祭。
・・・おっと、歴史認識的にはイエスの方が先で聖徳太子の方が後だから、まねしたのは聖徳太子の伝説を作った人なんだけどね・・・その頃にはシルクロード=大陸経由でキリスト教とかそういった話は確実に日本に伝わっていたはずだからね。古今東西を問わず、人は噂好きですからね・・・
”家族を信じていないわけではないが、世間の次に冷たいと思っている。”家族との失われつつある絆を蜘蛛の糸で紡ぐために、ゴマすりすりで全員分の準備をいたしましょう。
なにもないと、恐いからね・・・ぶるぶるぶる。
表題”あと三日で中九日”は年末年始休み日数です。
金曜日までが仕事で、仕事始めは5日。
なんと、生まれて初めての9連休です。
昨年までは休みでもなんだかんだと毎日会社に来てました。
これも配置転換と仕事が暇なおかげ。
ありがたやありがたや。
年明けからは本格的に社会復帰の準備を始めます。
公に仕事を振り替えても良くなったしね。
マイナスをプラスに変えなきゃね。
それまでは一休み一休み。
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