学びのサポーターその後2009/10/02 13:57

アスペルガー症の二女に学びのサポーター制度の教育補助(サポーター)のI先生がつき授業をともに受けるようになってから、二カ月近くが過ぎました。
二女はまだサポーター先生に馴染んでいないようです。
様子から授業を受ける集中力は下がっている気がします。

なぜだろう?彼女の為に授業中サポートしてくれている筈なのに。
不思議に思い、二女にそれとなく訊いてみました。

I先生ってどう?
うっとおしい
嫌いのなの?
そうじゃないけど、うっとおしいの

なるほど、なぜうっとおしいのか。これは、I先生と、二女の間をとり持たなければならないな。
担任のS先生はどう考えているのかな?

ここのところお話しをしていない担任の先生の顔も目に浮かんできました。

ここまでのことに気がついたのがほぼ一月前。
お話しに伺おうかな?と思いつつも、週4回、午前中のみがサポートのI先生が二女についている時間帯は
お忙しいみたいで、なかなか時間も取れない様子。

そこで、先生との間で、一言ずつ書き込みができるようにノートを作りました。
所謂交換日記。
二女に関して、感じていることを、ストレートに書くとやはり問題があるので、遠まわしに書いていきます。
すると徐々に判ってきたことがありました。
二女は中学生で、思春期の入口いるのですが、I先生は二女の幼いところだけが目につくようです。
二女の担当になるまで、小学生のLDの子を見てきたと話されていたI先生。
***ちゃんはその子とは違うので戸惑っていると話されていたI先生。
二女とのぎくしゃくした関係が解った気がしました。
それはいわゆる、子供扱い。学校生活は一応できる二女。できれば、授業内容に関するサポートをお願いしたいのですが、どうもI先生は生活面のサポートばかり気になっているようなのです。自分では困り感の内二女。大人になりかかっている二女の思いと反するサポートをI先生は気がつかないまま行っているような感じです。

PTAの活動があり、丁度良い機会でしたので、学校でお話しを伺うことに。
たまたまI先生はお休み。担任の先生忙しく、面識のある教頭とお話しをすることになりました。

***ちゃんは最近どうですか?と教頭。
おかげさまで、学校が大好きで毎日楽しく通学しています。
毎日図書館で、本を借りてきて、家に帰ると勉強もせずに本ばかり読んでいます。と私。

その後会話は自然と学びのサポーターの先生のお話しに。

今の現状を感じるままにお話しし、二女に必要なものは、授業面でのサポートではないかと思うのです。と私。また、思春期の女の子として二女を扱ってほしいとも。
教頭先生は一瞬困った顔をされてから、Iさんは教員経験者ではなく、生活面のサポートを得意とされている方なので、なかなか難しいかもしれないですね。と。

学校側は学びのサポーターということで、できれば教育経験者をお願いしたかったそうなのですが、なかなか適合する人材が無く、Iさんで、となったとのこと。

二女が感じている”子供扱い”に関してはそれとなく話をしてみますとのこと。

学校と直接話をする大事さを改めて感じました。
皆様よろしくお願いします。

教頭からは、二女への学びのサポートは今年度限りではなく、卒業までは継続できるとのおななしをいただき、厚くお礼を申し上げ、深く礼をしたことは言うまでもありません。

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