携帯問題・先生方もっと勉強してよね2009/05/11 16:18

小中学生の携帯電話使用制限について、大阪府知事の発言からいろいろ尾を引き、話がなんか違う方向に進んでいるように感じているのは僕だけなのかな?


なんでこのようなことを書いたかといえば、携帯の世界で起きていることはまさにそれで、千葉大学教育学部藤川准教授のこんな記事を見つけたためなのです。

「子どもとケータイめぐる議論は「間違いだらけ」 何が危険で何が必要か」
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0905/11/news062.html

> 教員は携帯やネットにうとく、指導できないのではという声もある
>が、「教材と指導案さえあれば大丈夫」という。教員がGoogleで「情報
>モラル 指導案」で検索した際に見付けられるような教材と指導案を
>ネット上で提供してもらいたいと、藤川准教授は話していた。


いいこと言われるなあ。藤川先生。ただね、ここに書かれた千葉大学教育学部藤川准教授の意見がすべて正しいとは思えないのが私の感想です。

なぜなら実際に接する、小中学校教員の情報化やインターネットの世界に対するリテラシー不足は、藤川准教授の考えているよりはるかに低いレベルかつ多数に存在しているからなのです。
先日も学校に行って先生にUSBメモリをお貸ししたら見事にウイルスのおまけをつけて返して下さいました。
その間わずか数分。
”学校の業務利用のパソコンは個人所有でインターネットにも繋がっていないからウイルスにも汚染されないのでアンチウイルスソフトを入れていない。”
というのがその先生の弁。
”じゃあ、なぜ私のUSBメモリが先生のパソコンでウイルスに汚染されたの?”
次に出る言葉は”忙しかったから”に違いないと思い、それ以上の説明をしても無駄だと諦めました。

根本からわかっていないのだから。

もちろん、藤川准教授の指し示す方向は間違っていないと思うのですよ。

裏サイトとか、ブロフとか、子どもたちが情報ツールを手にしていると理解して対応すれば何ら問題のないことだと思うし、そういった子どもたちへの情報教育不足の責任を親にたのむのは間違いだと思うのです。そのご意見は正しいと思うのですよね。

でも、結局現場では、血眼になって裏サイトを監視して、犯人捜しをしているだけじゃないかと。止めろと言っても先生自身がどのように指導したらよいのかが理解できていない。

問題の発端は教育現場にあるということに早く気付き、この脳梗塞状態から抜け出さないと、子どもたちの悲劇は繰り返すし、終わらないとおもうのです。
それには教材なのかもしれないけれど、その前にちゃんとした理解がいると思うのですよね。


ちなみにうちの子供は義務教育中は携帯を与えませんでした。
その必要もあるとは思わなかったしね。
ただ、パソコンは小学生のうちに使わせました。
時は10年前。インターネットの黎明期、今の子供たちが携帯電話で犯すような失敗・ミスをいろいろなところでやってくれました。
その度毎に、子どもにちゃんと説明して、納得し、危険を理解してくれて、問題解決をしました。

その後携帯を与えても、情報やそれを扱う機器に関しての理解を子どもができているので、何ら問題なく使っています。

時には、学校で先生が違ったことを言っている。と教えてくれたりしますのはおまけかな。
その時は話を聞くんだけど、すでに10年以上パソコンを触っているベテラン生徒に先生は敵わないのね。特に40代半ば以上の先生は・・・。
らしいです。

いろいろな意味でひたすら"禁止”って言うのではなく、先生がもっと理解をしてくれればいいのにと思うのです。
理解したうえで、ちゃんと生徒、子どもたちに説明してくれればいいと思うのです。
中途半端は見抜くんだよね、子どもたち。

真の解はそんなに難しいことではないと思うのだけどね。

便利な教材。
携帯詐欺にあわないために
http://oct-kun.net/ictmoral/


北海道特別支援教育ICT活用PJの4コマ情報モラル
http://hokkaido.tokubetsushien.com/wiki/index.php?%A3%B4%A5%B3%A5%DE%BE%F0%CA%F3%A5%E2%A5%E9%A5%EB

これなんかさらにわかりやすい。
これはすべて北海道の盲学校の先生が作られた教材。
とても素晴らしいです。

OCTくんと学ぼう
http://oct-kun.net


今回もまとまりがないなあ。
簡単にまとめれば、

”先生方もっと勉強してよね。”
かな。

ITソースコード強制開示強行!だそうな。2009/04/24 11:52


こういう発想良くできるなあ。

流石中国!


ソースコードを”国に”公開しないと製品の販売を許可し
ないというもの。
ソースコードがばれるなら輸出なんかするものか!と思っ
ても、企業にとって中国の市場力の魅力にはかなわないの
だろうな。

中国、ITソースコード強制開示強行へ…国際問題化の懸念
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20090424-OYT1T00053.htm
 
”ソフトの欠陥を狙ったコンピューターウイルスの侵入防止
などを制度導入の目的”
といっているのだけどねえ・・・。
ソースを公開しなければ製品の販売ができなよ~、そういう
武器を使いながら、最先端の技術情報が収集できる。

恐るべし、中国。

こういう事を言い出す前に、自国のやりたい放題のコピー天国を
根絶やしにすること、これは必須だと思うし、万が一ソースが漏
れた場合の保障の対策をどうするのか知りたいな。

もし漏れた場合の損害は天文学的な数値になるし、それこそ、国
家的損失を伴う危険なウイルスの製造も可能となってしまうと思
うのだけど。


あ、まさか・・・。
そんなことはないよね・・・。
でも、・・・。

中国・・・。おそるべし。

自転車で2009/04/02 18:38

わが友自転車
遅い春が北国にもやってきて、今季初めての自転車通
勤。
まだ風は冷たいのだけれど、自転車を漕ぐ度にほっと
した気分になれるのは、風に春を感じるからだろうか?


街を見渡して、ふと気が付けば植栽の雪囲いもずいぶん
外されている。
木々の芽も膨らんできている。


街は春に向かって一直線。


春いっぱいなのに、今日は会社で大失敗してしまいました。
自分の責任でしたことですので、言い逃れはできません。
守らなければならないルールを逸脱した結果ですので、
自分でも大変悔しい思いで反省です。
生まれて初めて会社に反省の書類を書きました。
かなりきついお叱りは覚悟しなければならないでしょう。



春にはいろいろなことが起こります。

管理職者が陥りがちな10の思い違い2009/03/06 12:47

人材派遣企業ロバート・ハーフ・ジャパンが3月5日に発表した「管理職者が陥りがちな思い違い」

なかなか面白いのでここで紹介。

以下引用

1. (解雇されずに)仕事があるだけ運がいいと思え
 (Feeling people are lucky just have a job.)
2. 達成不可能な場合でも、君ならできる、と仕事を振ればできるはず
 (Making work"mission impossible".)
3. 部下と管理職は一心同体だ
 (Tying your employees' hands.)
4. 長時間働く部下はいい部下だ
 (Equating busy with productive.)
5. 景気好転は待つしかない
 (Waiting for an economic turnaround.)
6. 噂は放っておけばいい
 (Ignoring rumors.)
7. 仕事を達成し、成果が見えた段階で褒めてあげればいい
 (Saving the praise for last.)
8. 優秀な部下は放っておいても目標達成できる。そのまま放置しておけばいい
 (Failing to give star treatment.)
9. 部下は意思決定をする必要はない
 (Not standing by your employees.)
10. 経費削減の一貫として、研修費も削減すべき
 (Cutting back on trainings.)

 これらは親会社のロバート・ハーフ・インターナショナルが、求職者の転職動
機に多いという「管理者への不満」や、管理者の募集企業が抱く「要らない
管理者像」など、1948年の設立以来60年間に蓄積したノウハウをまとめたも
の。

*不景気に顕著になる「働けるだけマシ」
 「(解雇されずに)仕事があるだけ運がいいと思え」については、1970年代前
半のオイルショックなど、不景気な時ほど顕著になるという。管理者のこうした
言葉にプライドを傷つけられた部下は、景気回復と同時に会社を辞める傾
向があるため、企業は優秀な人材を逃すことにつながる。ロバート・ハーフ・ジ
ャパンは「管理者には、部下が仕事をしてくれているという発想が必要」と見
解を示す。

 「長時間働く部下はいい部下だ」については、遅くまで残業する部下とそうで
ない部下を比べると、管理者は残業する方を高く評価しがちだという。「忙しく
しているからといって、その部下が会社にとって効果的なことをしているかどうか
は分からない」。部下への間違った評価は管理者自身の評価につながる。
「管理者は会社の目標に合わせた評価基準を再考するべき」としている。

 また、「景気好転は待つしかない」では、「景気が戻るのを待つより、今、行
動することが大事」とコメント。いいアイデアがあれば景気回復を待つ必要は
なく、逆に競合他社の一歩先を行くチャンスだという。

 さらに、発表理由について、「多くの企業が大幅なコスト削減と増収を同時
に求められる今だからこそ、何気ない態度や言葉で部下のやる気をそぐ機会
を減らし、要らない管理者になることを防ぎたいから」と話す。同社によると、
管理者の思い違いで「やる気」をそがれた部下が、転職を希望するケースが
多いという。

 なお、公表した10の見解は日本向けに厳選したもの。親会社ロバート・ハー
フ・インターナショナルは15の見解を欧米で公表した。欧米のみで公表した1つ
が、不景気に顕著だという「品質を犠牲にする(Sacrificing quality.)」。日本
で公表しなかった理由について、「日本人は手先が器用。メンタリティとしても
品質を下げるという発想がないから」としている。

(ニュースソースは
 http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0903/05/news098.html )

ここまで引用


こういう間違いを起こしている管理職とか、会社経営者などの取締役は
たくさんいるのではないでしょうか?

リアルにそういった人たちを笑えるぐらいたくさん身近で見ている気がします。

自宅サーバーが突然死2009/03/06 11:08

長年我が家で活躍してくれていた、自宅サーバーが、昨夜突然死。

昨夜10時前に自宅に戻ったら、ネットがつながらないと、子供たちから大ブーイング。
調べたところ、サーバーが完全にお亡くなりになっていることがわかりました。

長年我が家で活躍してくれていた、自宅サーバーの突然死です。
夕方まではちゃんと動いていたようです。

4年近く連続動作をしていたvine サーバーマシン。
きるだけ静音化しようと手を打って作った覚えがあります。
ケースファンも12センチで大型、電源も静音化の鎌力。
ケース容積が大きなマシンで、いわゆるフルタワーに近い筺体。
CPUはセルロンの1.6GHzぐらい、メモリは当時としては十分な1GB
AOPENの真空管式オーディオ搭載のちょっと変わったマザーボードを使用。
当然真空管への電極供給はOFF、発熱が怖いですからね。
ハードディスクはメインが60GB データ用に120GBだったと思います。
自宅用サーバーとしては十分なスペック。

動かしてみてわかった難点は二つ、大きな筺体と電力消費量の大きさ。
運用開始してからそれが悩みの種になっていました。

実際の使用環境はサーバー用機といっても、普通の室内に置いてありましたので、埃が大敵になっていました。
定期的にマシンを停止させ掃除をしていましたが、今回異常を見つけ筺体をばらした時も、もかなりの埃をかぶった状態でした。
今回の突然死はハードディスクの経年劣化?が熱による加速状態がついた(笑)かCPUの熱暴走異常でやられてしまったようです。

こんな自宅サーバーマシンですので、ここは、いったん退いていただき、時間をかけて省エネマシン
で再構築をしようかなとおもっています。
…実はサーバー構築の手技をすっかり忘れている…というのが現実なのですが。

幸い、基本使用目的はルーターとホームページの維持でメールサーバーとかファイル共有はほとんど活用されていなかったので、インターネットが使えれば被害もブーイングもは大きくなく、一安心。

それならば市販のルーターですみますので、サーバーを構築する前に使っていた古いルータを復活させて、急場をしのいでいます。といっても、古いですからファイヤーウォールも脆弱、スループットも遅いし、とりあえず早急に量販店でルーターだけ新品を購入しようかと思っています。


サーバー復活のの予定としては、自宅で使っていない省エネ、省スペースパソコンを利用しなどと。
構築はLinuxで使用と思っていますので、どのディストロビューションを利用するか、から考えなくてはね。それが楽しいのですが。

さて、再構築、いつになるかなあ・・・。



それにしてもいろいろと物入りと。ため息・・・。